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矯正治療後のアフターケア

矯正治療後の安定性と後戻りについて

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患者様の中には、「もとの歯並びに戻ってしまうことはないの?」という疑問をお持ちの方も多いことと思います。
これは、『後戻り』といわれるものですが、もとの歯並びと同じようになることは極めて稀です。
しかし、どのような矯正装置(表側・裏側・マウスピース矯正等)で矯正治療した場合でも、後戻りをしてしまう可能性はあります。

歯を動かして並べるだけではなく、しっかりと永続的に安定させられることも大切だということをご理解いただければと思います。

『後戻り』を防ぐために

では、『後戻り』を防ぐためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
当院では以下の4つだと考えています。

1.保定装置(リテーナー)の使用

動的治療(歯を動かす治療)が終了した後、きれいになった歯並びを安定・維持させるために保定装置(リテーナー)を装着するのですが、この期間中に、リテーナーの装着を怠ったために、後戻りをしてしまうケースが最も多いようです。
保定観察は保定2年経過した時点で治療後の変化を検査し、歯列の安定性や、将来の変化を予測するために矯正治療終了診断を行います。
リテーナーにはいくつか種類があり、きれいに並ぶまでの工程や並んだ後の状態により、適応に合わせてご提案いたします。

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2.態癖(たいへき)の改善

歯並びを悪くする口腔習慣・生活習慣を「態癖」と言います。
例)頬杖・横向き寝・うつぶせ寝・唇の巻き込み・舌の癖など

態癖の力は、矯正装置の力の数倍と言われておりますので、歯は簡単に動いてしまいます。
態癖を改善することが、きれいな歯並びの維持、ひいては全身の健康を守るために必要なことなのです。

3.後戻りしにくい治療方法

歯並びを悪くする口腔習慣・生活習慣を「態癖」と言います。
例)頬杖・横向き寝・うつぶせ寝・唇の巻き込み・舌の癖など

矯正治療の方法によっても、後戻りのリスクは異なります。
抜歯をするなどして、必要以上に大きく歯を動かす矯正治療を行なった場合など、後戻りのリスクも高まります。
当院では、歯列全体のバランスを取りながら後戻り防止を図り、見た目も、噛み合わせもきれいにするという治療を心掛けております。

4.後戻りの早期対応

定期的に健診を受けていただくことにより、後戻りが大きく進んでしまう前に早め早めに対応をさせていただきます。
他院で治療をされたのちの後戻りは精密な検査が必要ですが、当院で受けていただいた患者様はカルテが全て残っておりますので、安心してお任せいただければと思います。

矯正治療終了後について

矯正治療が終了したのち、患者様にオススメのメニューは主に3つです。

1.ホワイトニング

歯並びを綺麗に並べたあとは、さらに審美性を追求するため、ホワイトニングを行いましょう。
ホワイトニングを行うことで虫歯予防への意識が高まり、結果的にご自身の口腔衛生状態を清潔に保つことにつながります。

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詳しくはこちらをご覧ください。

2.メタルフリー治療(銀歯を白い詰め物に)

ホワイトニングと同じく、審美性をさらに追及するため、今まで銀の詰め物やかぶせ物をされていた方は、セラミックやメタルボンドを使用した審美補綴メニューをおすすめいたします。
「歯並びはきれいなのに、金属が見えたくないから口を開けて笑えない」
そんな悩みを解決します。

詳しくはこちらをご覧ください。

3.定期的なクリーニング

口腔内が健康な状態になったら、そこがゴールではなくスタートです。
予防健診、それに伴うPMTC(プロの歯科衛生士によるクリーニング:歯がつるつるになります)を定期的に行うことで、むし歯や歯周病のみならず、歯並びの後戻りも予防できます。
きれいな歯並びでは汚れを取るのも容易なため、今までの歯科治療のイメージと違い、まるでサロンに通っているかのような良い気分で予防を行っていただけます。

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詳しくはこちらをご覧ください。

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