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インプラント

インプラントとは

インプラント(デンタルインプラント)とは、1962年にスウェーデンの医師 ペル・イングヴァール ブローネマルク Per-Ingvar Brånemarkがインプラントと骨組織とのしっかりとした結合=オッセオインテグレーション(Osseointegration)を発見したことがきっかけで発展した、歯の抜けたところに人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療です。人への臨床応用は1965年より開始されました。当院のインプラントは、ノーベルバイオケア社の「ブローネマルクインプラント」と、アストラテック社の「アストラテックインプラントです。どちらもスウェーデンの4大オリジナルインプラントメーカーのものです。

  • 天然歯のように違和感なく噛む事ができます。
  • 噛む力は天然歯の約80%回復する事ができるので、硬いものを噛むことができるようになります。
  • よく噛めることにより、全身的な健康にもよい影響を与えます。

インプラントの利点

  • 自分の歯と同じ感覚でかむことができます。
  • 食べ物が入れ歯より美味しく食べられます。
  • しっかりとかむことによって、肥満防止や老化防止、成人病予防ができます。
  • かみ合わせがよくなり、仕事やスポーツでパワーアップします。
  • ブリッジと比べ隣の歯を削る必要がなく、他の歯に負担をかけません。

デンタルインプラントは、現在実用に供されている人工臓器の中では、最も完成度の高いものであるといわれています。

インプラントの欠点

  • インプラントを顎の骨に埋め込む為の手術が必要となります。
  • 顎の骨の状態や全身の疾患などにより治療ができないことがあります。
  • 3〜6ヶ月毎の定期的なプロフィッショナルケアを受け、指導のもとにセルフケアを実施して「インプラント周囲炎」の予防をする必要があります。
  • 保険適用外の治療です。

インプラント治療の流れ

  1. まずレントゲン撮影を行ったあと、カウンセリングルームで患者様のお口に対する悩みをお聞きします。
  2. 次にインプラントに対する不安を取り除いていただくため、インプラント治療の内容を模型や映像を使用して説明させていただきます。
  3. その後、歯周病とむし歯の検査をします。検査が終わりむし歯と歯周病が見つかった場合それを治療します。歯周病やむし歯によって発生する細菌は、インプラントにも悪い影響をおよぼすからです。
  4. 患者さんのお口の中の細菌の状態が落ち着いた所でCT撮影を行い3次元画像をもとに患者様のあごの骨の量や質、形態を細かく診断します。
  5. CTのデータをもとに手術を行います。
  6. インプラントと骨がくっつき安定したら被せものをします。

実際の症例

  1. 右下第二小臼歯にインプラント治療を行なった方です。
    生まれつき永久歯の本数が足りなかった患者さんです。乳歯が自然脱落し、欠損部分にインプラントを埋入することとなりました。

  2. 必要に応じて矯正治療で隙間の調整をします。
  3. 適切な隙間になりました。
  4. 歯科用CBCTで精密なシミュレーションを行い、インプラント(人工歯根)を埋入します。
  5. 約3ヶ月間でインプラントと骨が結合します。インプラントの人工歯を作るための型取りを行う準備をします。(二次手術)
  6. 歯型を取り、歯科技工士が作成した上部構造(人工歯)を装着します。上部構造はネジで固定しているため、外して歯周組織の確認と清掃ができます。
    仮歯で3ヶ月ほど経過観察した後に、最終的なセラミックの人工歯へと交換します。

  7. Before
    After

使用した材料:ノーベルバイオケア・ブローネマルクシステム MkⅢ
治療期間:6ヶ月
来院回数:初診から10回程度
費用総額:約500,000円 / 1歯(税別)

 

歯科用CBCT(コーンビームCT)

三次元的に画像を自由に動かして診ることができるため、従来のレントゲンでは把握できなかった部位まで診断を行う事が出来ます。埋伏歯、過剰歯、根尖病 巣、根分岐部病変、顎関節症に有効とされ、特に矯正治療、インプラント治療、歯周病の再生医療などの正確な診断が求められる治療には必須の検査となってき ています。

インプラントの費用

CT撮影 10,000円
インプラント(1次手術) 300,000円
2次手術 10,000円
インプラントの仮歯 15,000円
セラミックの人工歯 200,000円
All-on-4 1,500,000円
All-on-4上部構造代 850,000円~

その他、自身の骨や人工骨の移植が必要な場合には各手術費がかかります。
詳しくは担当医にご相談ください。

当院はノーベルバイオケア社とアストラテック社のインプラントを使用しています。

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当院のインプラント担当の歯科医師 藤澤將人は、近代インプラントの父であるブローネマルク先生の直弟子であり、日本へインプラントを伝来した小宮山彌太郎先生のインプラントコース、ブローネマルク先生と小宮山先生に師事している舘山佳樹先生のインプラントコース、スウェーデンでアストラテックインプラントの開発にたずさわった弘岡秀明先生の歯周病・インプラントコースを受講し、修了しております。

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    小宮山彌太郎先生
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    舘山佳樹先生

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    弘岡秀明先生

インプラント「ブローネマルク・インプラント」とは

ノーベルバイオケアは近代歯科インプラントシステムのパイオニアとして、スウェーデンに設立されました。
現在はスイスに拠点を置く、インプラントシステムのパイオニアです。社名は、ノーベル賞で有名なアルフレッド・ノーベルが設立した企業に由来しています。
ノーベルバイオケアの一つの特長として、古い製品にも適応するパーツを現在でも供給しております。また、世界70地域にて販売ネットワークを有していることにより、海外での再治療やメンテナンスが必要になった場合でも安心です。
45年を越える長期の臨床実績を基に、ノーベルバイオケアは今後もインプラント治療を始め、患者様の多様化するニーズに即した製品やソリューションの普及につとめ、患者様のQuality of Lifeの向上に貢献しています。

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ブローネマルク博士

ノーベルバイオケアについて詳しくはこちらをクリックしてください。
http://www.nobelbiocare.co.jp/profile/

インプラント「アストラテック・インプラント」とは

後発でありながらアストラテックの技術は高く評価されています。世界中に100種類程あるインプラント体の中、きちんと研究結果を学会で発表している数少ないインプラント体の一つです。

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ノーベルバイオケアについて詳しくはこちらをクリックしてください。
http://www.dentsplyimplants.jp

短期間で骨と結合

インプラント治療において、インプラント体と骨が結合するまでの一定期間のことを「免荷期間」といいます。インプラントを埋入してから免荷期間を経て、はじめて食べ物を噛めるようになります。
最新のアストラテックインプラントは、骨との結合が非常に早く強い構造になっています。そのため、通常2~3ヶ月、長いものだと6ヶ月ほど必要とされていた免荷期間が、最短で6週間ととても短くなります。(免荷期間には個人差があります。)

インプラントを支える周りの骨の減少が少ない

上記2社のインプラントの特徴のひとつに、インプラントを支える周りの骨の減少が比較的少ないことが挙げられます。インプラントは骨に支えられているため、この特徴は長期間、快適に使用するには大切な要素になります。
また、審美性が求められる、前歯の治療においても、骨の変化が少なく、歯肉の安定にも繋がり、美しい口元を維持しやすいです。

よくあるご質問

    1.  インプラントができない人はいますか?
      以下の方はインプラント治療ができません。

      • 顎の骨の成長が終わっていない年齢の方
      • 歯周病の治療が完了していない方
      • 歯磨きなどの日常の清掃が十分にできない方
      • チタンへのアレルギーを持っている方
      • アルコール依存症の方
      • 歯科医師と意思疎通がとれない
    2.  痛みはありますか?
      手術中は麻酔をしっかりとかけますので、痛みはほとんど感じません。また、お口の中は体の他の部分と比べると、治りやすい部分でもあります。実際に手術された患者さんの感想は、思ったよりも楽だったというものがほとんどです。
    3. 手術時間はどれくらいですか?
      手術時間はインプラント体の数や手術の難易度によって異なり、個人差がありますが、通常は1本 30〜1時間程度です。
    4.  費用はどれくらいかかりますか?
      症状や治療の内容により負担費用額は異なります。インプラント治療には健康保険が適用されませんが、医療費控除の対象になることもあります。
      詳しくは歯科医師にご相談ください。
    5.  インプラントはどれくらい持ちますか?
      近年、インプラント治療の成功率は飛躍的に伸びています。20年累積残存データとして、上顎90 %以上、下顎95%以上と言われています。これは上顎の骨質が下顎よりも弱いためです。40年以上使用している患者さんもいらっしゃいます。
    6. 現在歯周病に罹っていますがインプラント治療を受けることができますか? 
      歯周病の治療が完了していない患者さんにおいては、治療後のインプラントの残存率(寿命)が低いことが報告されています。 インプラント治療をおこなう前に歯周病の進行が治まっている必要があります。
    7. 手術後、気をつけることはありますか?
      歯科医師と歯科衛生士による定期検診とご自身による毎日のケアが必要となります。きちんとしたメインテナンスを怠ると、インプラント体の周囲の骨が吸収してインプラントが抜けてしまう「インプラント周囲炎」という病気になります。3〜6ヶ月ごとに適切なメインテナンスを継続することによって、インプラントを長く快適に使っていくことができます。
    8. インプラント治療後に定期的に来院するよう指示されました。その理由について教えてください。
      質問6とほぼ同じ内容になりますが、治療後の良好な状態を長期維持するためには、定期的に専門的なメインテナンスを行う経過観察を行うことが極めて重要であることをご理解ください。
    9. インプラント治療を受けた場合、MRIやCTによる画像診断への影響はありますか? 
      インプラントに使用する金属であるチタンやチタン合金はMRIによる画像診断に影響を及ぼすことはありません。しかし、インプラントの上部に磁石が付いた構造物が装着されている場合には、MRIの画像が乱れることがあります。その場合はMRIを撮影時に磁石を外してもらうことがあります。担当医にご相談ください。

その他のよくある質問は「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」のHPをご覧ください。
http://www.shika-implant.org/qa.html#q15

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