矯正治療とは
矯正と予防についての動画
歯列矯正治療は予防歯科!
『歯並びが悪い状態』は、「食べものがはさまりやすい」「唾液でよごれが流れない」など、汚れが歯に着きやすく取りにくい環境といえます。
毎日の歯磨き、そして歯科医院での定期的な健診は、一生涯健康な歯で過ごしていくためには絶対必要です。
しかし残念ながら、歯並びの良くない方は、毎日のケアと定期健診ではどうしても不十分な場合が多いのです。
というのも、歯と歯のすき間に歯ブラシの毛先が届かなかったり、歯垢が一部に集中して残ったりすることによって、どれほど気を付けて磨いていても虫歯になってしまうリスクは避けられないからです。
また、歯並びにより引き起こされる『噛み合わせの悪さ』によって、歯ぎしり、肩こり、頭痛など全身への影響が生じます。
逆に歯並びを改善することによってこれらの症状が少なくなるうえ、見た目の審美性があがり、虫歯・歯周病・口臭などの予防となります。
目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科では、従来の治療に比べて治療期間が短く、痛みも少ないと言われている「セルフライゲーション型マルチブラケット装置」という装置を使用しています。
見ためが気になる方には、歯の裏側から装置をつけたり(舌側矯正装置)、透明のマウスピースのよる矯正治療もあります。詳しくは以下のリンクをごらんください。
矯正治療を始める時期は?
このように思っている方はいませんか?
- 自分の子供はまだ小さいから矯正治療はちょっと・・・
- どうせ永久歯に生え変わるし、何もしないで待ってていいんじゃないかな・・・
- 大人になったので歯並びを治すのはいまさら・・・
決して、そんなことはありません!
矯正専門家の間では、以下のように言われています。
- 受け口の治療は3歳から
- 生え変わりのスペース不足や歯並びのガタガタの改善は6歳から
- 出っ歯でおくちが閉じにくい、お顔の左右比対称の問題改善は6歳から
つまり、歯並びの改善は歯がある限り行った方が良いのです!
目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科では2歳から80歳までの矯正患者さんがいます。
大人の方でも、30代から40代の患者さんが男女ともに多くいらっしゃいます。
矯正治療の種類について
矯正治療には第1段階の混合歯列期(子供の歯)の矯正治療と第2段階の永久歯列期(大人の歯)の矯正治療にわけることができます。
永久歯列期間の矯正治療
詳しくはこちらをご覧ください。
大人の矯正治療
永久歯列期の矯正治療は、全ての永久歯に装置を付けてきれいに並べる“大人の歯の矯正治療”です。
動かす方法は、みなさんも見たことがあるおなじみの歯に付けたブラケットという装置にワイヤーを通す「マルチブラケット法」や見えないように歯の裏側に装置をつける「マルチリンガル(舌側)ブラケット法」や透明なマウスピースなど、適応に合わせてご選択していただけます。
混合歯列期(子供の歯)の矯正治療
詳しくはこちらをご覧ください。
子どもの矯正治療
永久歯列期の矯正治療では歯並びの改善はできますが、顎の前後的な位置の改善は手術を併用しなければ治すことは難しくなります。
しかし、顎の成長期である混合歯列期の矯正治療であれば顎の成長を促し、骨格的な不正を改善することができます。
例えば、上顎は10歳頃まで前方へ成長するので、“出っ歯気味の口元であれば、それ以上顎が前へ出ない様に後方へ牽引する”または“受け口であれば上顎を前方へ引っ張って改善する”などです。
また、叢生(歯並びのガタガタ、乱杭歯)の原因は、顎と歯の大きさの比率の不正による隙間不足ですから、いかに歯を並べる隙間を作るかが治療のポイントになります。
永久歯に生え変わってから隙間を作るには、「歯を抜く」、「後方の大きな歯を顎骨のさらに後方へ送る」、「歯を細くする」などの少々大変な作業が必要になりますが、混合歯列期であれば、歯列弓(歯並びのアーチ)の拡大を行ったり、第一大臼歯(6才臼歯)を後方へ牽引して隙間を作ることが可能です。
そのため、お子さんの矯正治療の開始時期は乳歯と永久歯の生え代わりの時期でもある混合歯列期の6~10歳が最も理想的というわけです。
乳歯の受け口も、下顎が前に出る成長を促進してしまうため、早めの受診が理想的です。
また、乳歯は生え変わりに必要なスペースを確保した「空隙歯列弓」が理想的ですが、乳歯が隙間なく生えているお子さんを多く見受けられます。
そのような隙間の無い歯列では生え変わりで前歯がガタガタの歯並びになってしまいます。
最近では3歳から使える、受け口や生え変わりのスペース不足を改善することが出来る簡単な装置(ムーシールド)もあります。
ご質問や疑問点などございましたら、スタッフまでお気軽にご相談ください。
電話番号:03-3954-2580